4月19日、百度Apolloは、百度地図とAPPスマートアプレットでRobotaxiサービスを正式にオープンすると発表した。同日から、（湖南省）長沙市のユーザーは百度地図を開いてタクシー配車サービスに入るか、百度のアプリで「Dutaxi」を検索すれば、自動運転タクシーを体験できる。これにより、Apollo Robotaxiは国内初のコンシューマー向けアプリケーションを通じて一般に公開された自動運転タクシーサービスとなる。

　利用者はシステムが推奨する乗降場を選択し、身分情報を登録することで、Robotaxiを呼び出すことができる。オープンした配車範囲は約130平方キロメートルで、長沙市現地の住宅エリア、商業娯楽エリア、工業団地など複数の実用的な生活シーンをカバーしている。

　乗客の乗車体験を向上させるため、「ApolloRobotaxi」車内の前席後部には可視化インタフェースが備わっている。360度の視野範囲内の障害物や動きへの予測を再現できる。後部座席にいる乗客には通過車両、車線、交差点、信号機などの道路状況を提示し、制限速度の提示や車線変更時のアナウンスも流れる。乗客はスクリーンを通じて現在の時速や残りの走行距離などの運転情報をリアルタイムでチェックすることができる。また、乗客は車内の放送や音楽を選択することができる。疫病感染期間中、このRobotaxiは体温測定や消毒の仕様も追加された。

　注目すべきは、百度地図内でタクシーを利用する際に、該当エリア内にRobotaxiがあれば、地図はRobotaxiを優先的に無料で利用できるようにしていることだ。これは、百度が長沙市を中心に、一般市民にRobotaxiの利用を勧めていることを意味している。

参考記事：https://www.iyiou.com/p/126706.html