国内初の公道シーンに基づく5G自動運転テストコースは重慶市で稼働

7月26日、中国汽車工程研究院、中国電信重慶支社、中国信科大唐移動通信設備有限公司、重慶仙桃数谷公司が共同で設立した中国初の5G自動運転テストコースと5G自動運転公共サービスプラットフォームが「重慶仙桃国際ビッグデータバレー」で正式に稼働した。ユーザーはスマホアプリを通して、L4クラスの自動運転試運転車両を呼び出し、5G対応の開放道路での自動運転を体感できる。

テストコースは5Gネットワークでカバーされ、信号機などのインフラが改修されてV2X装置などが取り付けられ、自動運転車に信号を送ることができる。走行コースは9つの停留所を経て、全長4·3キロだ。

当日公開したテスト車両は、長安汽車のEADO(逸動)EVで、車体にはレーザーレーダ6基、ミリ波レーダー5基、カメラ8基が取り付けられている。これらの装置は量産前製作費として百万元を超えるという。

スタート、左旋回、通常走行では車速30-40キロ/時程度にセッティングされている。車は全コースで自動運転モードに設定されたが、安全のため運転席には自動運転安全員が乗ったままだ。写真はドローンで撮影された。

実演は次のシーンを想定して行われた。Robo Taxiモード(無人タクシー)で、ユーザーはスマホアプリを介して車を呼び出す。車両到着後、乗車したユーザーに対して顔認証が行われ、注文が成立する。車はユーザーを目的地まで送り、その後も注文待ち受け状態となり、次のユーザーを迎えに行ったり、駐停車可能な駐車スペースを自動で探したりする。

 

車はハザードランプがついた状態で走行している。周囲をバスや自家用車、歩行者が行き交う。もちろんそれほど混雑な交通状況ではなく、人通りも多くない。

関連規定によると、L4クラスの自動運転車は、閉鎖された区域内でのテスト走行に限られる。しかし、このテストコースはやや特殊で、敷地内の道路は公道ではなく、自ら建設した道路で、市当局の管轄を受けず、一般車両の進入も制限しないため、まさに公道と同じ環境になっている。

交差点に差し掛かり左に曲がろうとすると、偶然にもバス2台に出くわした。止まるまで減速し、丁寧に2台が通過するのを待って曲がる。

全走行中,対向車すれ違い、前車追随走行、車線変更、カーブ、Uターン、衝突回避、障害物回避、信号通過などの作動を実演した。

今回の試運転は、長安汽車の自動運転車の初お披露目ではない。昨年8月、同社はスマート化戦略「北斗天枢計画」を発表し、20年までに新製品を100%ネットワークに接続し、運転支援システムを100%搭載するとの方針を打ち出した。今回技術検証用に使われたのは、まさに同計画で開発されたL4クラスの自動運転車だ。


参考記事:https://36kr.com/p/5230024

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