広汽新能源は来年、L3級自動運転システムを搭載するEVを投入?

広汽新能源(GACNE)は8月29日、北京市で「Aion」ブランドの傘下で「Aion S」に続く2車種目となるEV SUVモデル「Aion LX」を発表した。

自動車メディア未来汽車日報がキャッチした情報によると、Aionブランドの3車種目は来年3月頃に発表されると。事情に詳しい関係者は、3車種目はコンパクトなEV SUVで、「サイズはAion LXより少し小さい」と述べた。

広汽新能源のサプライヤーの1人も記者に対し、来年発表されるこの新車について「絶対的な自信」を示した。

来年の新型EV SUVの自動運転について、前述の関係者は「L3クラスの運転支援機能を搭載する」と述べ、「新モデルは運転手の両手を解放し、ハンドルを放してコーヒーを飲むことができるようになる」と説明した。

新型EV SUVの販売台数への期待について、関係者は明確な数字を示さず、「Aion LXに対して、新モデルは量産モデルだ」と述べた。

今年1-7月の広汽新能源の販売台数は前年同期比87%増の1万4000台。

ボッシュを含む多くのトップサプライヤーの技術を採用したことで、Aionブランドは優れた製品力で広汽新能源の販売の中堅となりつつある。

Aion Sは4月末の発売以降、すでに5万件以上の受注を獲得しており、生産能力も徐々に拡大している局面にあり、納車も増えている。 Aion LXは、テスラと呼べるほどの650キロの航続距離を誇る。

広汽新能源の古恵南総経理はこのほど、深セン市でスマートコネクテッドブランド「Adigo」を発表した際、同社が開発した第二世代GEP電気自動車プラットフォームは、テスラと並べて電気自動車専用プラットフォームであるとし、新車の発表のスピードを見ると、広汽新能源は、全力で推進しているプラットフォーム化戦略の恩恵を受けていると述べた。


参考記事:https://36kr.com/p/5241210

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