ファーウェイの自動運転OSカーネル、国際認証取得

ファーウェイはこのほど、同社の自動運転OSカーネル(仮想化メカニズムを含む)がSafety分野で最高レベルの機能安全認証(ISO26262ASILD)を取得し、中国で初めてASILD認証を取得したOSカーネルだと発表した。ファーウェイの自動運転OSカーネルはまた、2019年9月にSecurity分野で最高レベルの情報セキュリティ認証(CCEAL5+)を取得している。これでファーウェイの自動運転OSカーネルは、SecurityとSafetyのデュアル認証を持つ業界初の商用OSカーネルとなった。

自動運転OSカーネルのほか、ファーウェイバッテリ管理システムmPower、高度自動運転フルスタックソリューションのADS、ファーウェイスマート運転コンピューティングプラットフォームMDCはいずれもISO 26262機能安全管理システムASIL-D認証を取得しているが、異なるのは、この3つが研究開発プロセスと管理システムの認証であり、ファーウェイ自動運転OSカーネルは製品自体が車載基準の機能安全ASIL-D認証を取得していることだ。

自動運転は、ファーウェイが自動車産業に進出する際の切り口だ。2014年、ファーウェイは東風、長安などの自動車メーカーと自動車の知能化、コネクテッド化で提携を展開した。2018年、ファーウェイとアウディは提携し、2022年に5Gコネクテッドカーに対応する車種を発売する計画だ。同年10月、ファーウェイはL4クラスの自動運転コンピューティングプラットフォームMDC600を発表し、このプラットフォームもアウディの関連車種に搭載される。

自動運転分野では、ファーウェイはHuawei Octopusとも呼ばれる自動運転クラウドサービスを開始し、車載コンピューティングプラットフォームMDC、自動運転OSとともに、自動車とクラウドの協調作業による自動運転(学習、シミュレーション、テスト)クラウドサービスを構築し、自動車メーカーと開発者がより迅速に自動運転アプリケーションを開発するのを助け、自動運転の商用化を推進することができる。

興味深いのは、ファーウェイが発表した認証書において、OSの名称を意図的に消してしまい、肝心なところにモザイクが残るだけになってしまったことだ。

明言されていないが、「OS」という2文字からファーウェイのHarmony(鴻蒙)OSを連想させたくなる。ファーウェイはこれに先立ち、Harmony OSを自動車分野で活用し、IoTに進出すると表明していた。

ある業界関係者が、ドイツのラインテュフズフーズのホームページで、ファーウェイの機能安全認証証書の原本を検索したところ、モザイクをかけられた箇所が「HongMeng」(鴻蒙の英語表記)という文字だったことが分かった。


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