Pony.ai、自動運転トラック事業ブランド「PonyTron」を発表

3月31日、自動運転スタートアップ企業Pony.aiはトラック事業のブランド名「小馬智Ka」を英語名で「PonyTron」として発表した。これはPoni.aiが自動運転分野で、「Robotaxi(乗用車)+自動運転トラック(商用車)」の両輪戦略を形成したことを示している。

Robotaxi分野では、Pony.aiは2018年に、PonyPilot自動運転モビリティサービスとして、中国広州市と米カリフォルニア州でRobotaxiサービスを開始した。Pony.ai副総裁の張寧氏によると、まもなく北京でもPony.aiの次世代PonyAlpha Xシステムを搭載した自動運転車を体験できるようになる。

自動運転トラックの分野でもPony.aiは2018年から配置を開始し、2019年4月に自動運転トラックの研究開発の進捗を発表した。2020年、同社はトラック事業部を正式に設立し、商用車の自動運転の商業化について模索を開始した。同年11月の第3回中国国際輸入博覧会で、同社は大型トラック向けに開発した自動運転ソフトウェアとハードウェアシステムを初めて展示し、L4級自動運転の実現をアピールした。Pony.aiは年末、広州市が発行した初の自動運転トラックテストナンバープレートを取得し、公開道路テストの実施を許可された。

とはいえ自動運転商用車の分野で、ロボトラックスタートアップ 企業のTuSimple(図森未来)、自動運転トラックテク企業のPlus.ai(智加科技)などのトッププレイヤーと比べて、後発のPony.aiが混雑した自動運転トラック競争から頭角を現すのは容易ではない。


参考記事:https://auto.gasgoo.com/news/202104/1I70248328C601.shtml

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