ファーウェイ車載事業はTISAX認証を取得

ファーウェイの社内SNSである「華為心声コミュニティ」が伝えたところによると、ファーウェイは、11月28日に、欧州自動車業界車載端末のTISAX認証を取得しており、ファーウェイは今後3年間欧州の自動車産業にサービスを提供することができる。

TISAX(Trusted Information Security Assessment Exchange)認証は、情報セキュリティの評価と評価結果を共有するメカニズムであり、自動車業界の情報セキュリティ評価の相互認証を実現し、その評価結果は相互に認め合うことができると同時に、欧州の自動車業界にサービスを提供するためのハードルにもなる。 国内ではフォルクスワーゲン、アウディ、ポルシェが、それぞれのサプライヤーにTISAX認証の取得を求めている。ファーウェイは初めてTISAXの安全認証を一回の申請で取得した中国企業で、3年以内に再認証する必要がない。

2015年から、ファーウェイはすでに中国国内の自動車メーカーと提携協定を締結しており、例えば上汽集団、北汽集団、長城汽車、一汽集団、吉利汽車集団など、一部の国際自動車メーカー大手もファーウェイを重点的な提携対象とみなしている。

また、ファーウェイはスマートカーソリューション業務部門を設立しているほか、元北汽新能源の総経理の鄭剛氏は、最近ファーウェイのスマートカーソリューション業務部副総裁に就任した。今回、TISAX認証の取得で、ファーウェイは自動車分野への進出がますます加速する見込み。


参考記事:https://auto.gasgoo.com/News/2019/12/2I70143163C601.shtml

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