Banmaが家電メーカーの美的とネットワークセキュリティ大手の360と提携し、「車と家の相互接続」を狙う

「こんにちは、Banma!リビングのライトをつけて、リビングのエアコンをつけて、加湿器をつけて…」というような機能は、Banma Networkが5月に発売する新しいBanma車載機のVENUSシステムで実現することが、4月23日にBanma Networkの関係者によって明らかにされた。

この機能の実用化に伴い、Banmaは家電メーカーの美的集団、ネットワークセキュリティ大手の360集団とIoTをベースとした「車と家の相互接続」を試みており、デジタル化されたモビリティライフを提案している。

近年、自動車市場が鈍化傾向にあり、マーケットが高成長時代に別れを告げるにつれ、自動車産業は新たな切り口を求めている。人工知能やモノのインターネットなどの発展に伴い、車と家という2大重要な生活シーンをつなげて、スマートカーとスマートホームの融合によって生み出される新たな価値が期待されている。

実際、今回Banmaが手をつないだ美的は、スマートホームを家庭などの静的環境から自動車などの動的環境へと広げようとしている。IoTを通じて、各種スマートハードウェア製品とサービスをシームレスに業界の垣根を超えて接続し、ユーザーにデジタル化されたライフスタイルを提案する。

360との提携により、BanmaのVENUSシステムは、車と360の子供向け腕時計の相互接続を実現している。利用者は車内で360子供用腕時計を装着している人の位置を調べることができ、子供の走行軌跡とその間の距離をリアルタイムで観察することができ、ワンタッチで子供の居場所に車のナビを設定することもできる。このほか、VENUSシステムは「360ホームセキュリティキット」とつながっており、外出中の不安の解消に大きな助けとなっている。

BanmaCEOの郝(Hao)飛氏は、「現在の車載システムはもはや消費者の興味を引くことができず、量産されているスマートカーは機能面で同質化している」と述べたうえ、Banmaが目指しているのは、オープンで共有されたプラットフォームの下で、「ワンツーワン」のスマート化を実現することだと強調した。

Banma関系者によると、今回発表されたVENUSシステムは「デスクトップとしての地図」という制品コンセプトを放弃しておらず、A-B二重世界の制品デザインコンセプトを采用している。当初は「デスクトップとしての地図」をA世界に設定していた。公式イメージ画像を見ると、それはB 世界になり、ウォーターフォールレイアウトを採用し、ユーザーはインタフェースで一般的な機能を直感的に見つけることができる。また、インタフェースを好みに合わせてカスタマイズすることもできる。

また、美的集団と360集団のサービスをBanmaのVENUSシステムとつなげることで、スマートホームを「製品単体の知能化」から「生活シーンの知能化」時代へと移行させ、「人-車-家」の連続的なデジタルライフスタイルの実現を加速させる。


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