ZTE、自動車電子開発チームを設立

ZTE(中興通訊)はこのほど、自動車電子製品ラインを設立すると同時に、自動車電子開発チームを設立し、システム製品技術計画部に所属し、自動車電子分野の統一業務計画と経営を担当すると報じられた。これに対し、ZTE側は3月3日、「事実だ」と認めた。

ZTEは自動車分野でファーウェイと類似した戦略をとっており、自動車メーカーのTier1として、自身の電子・電気分野での技術力を生かして、スマートカーOSなどのソフトウェア、ハード設備、ソリューションを提供している。

実際、自動車OSの分野では、ZTEはすでに関連製品のインキュベーションに成功している。

スマート化ソフトウェアとハードウェアのプロバイダー「英博超算」の前身はZTEの自動車電子製品ライン(BU)だ。2018年12月、英博超算はZTEから分離独立した。英博超算の製品はすでに奇瑞新能源などの地場メーカーの製品に搭載されている。

通信分野が得意なZTEは、当面自動車ビジネスへの切り口を主にスマート交通に絞っており、5Gや高精度地図などの技術を通じて、道路側のセンサー設備とスマートカーとの通信によるインフラ協調型自動運転を模索している。


参考記事:ttps://www.d1ev.com/news/qiye/141145

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