欧陽明高、バッテリーの熱暴走に関する基準を制定へ

 2019年4月に入って電気自動車の発火事故が頻発している。テスラは上海、香港、サンフランシスコ、ベルギーなどで相次いで事故を起こしており、蔚来ES8もわずか2カ月の間に発火事故を3回起こしている。

 このほか、国家市場監督総局のデータによると、2018年には電気自動車に関わる火災事故が中国では少なくとも40件発生している。そのため、電気自動車、特に動力電池の安全性の問題は業界の高い関心を引き起こしている。

 電気自動車の安全事故の本質は電池の熱暴走問題である。

 6月23日、2019中国(青海)リチウム産業と動力電池国際サミットのフォーラムで、中国科学院アカデミー会員の欧陽明高氏は、この観点を打ち出し、清華大学電池安全実験室が国内外の自動車企業と協力して動力電池の安全制御研究を行っていることを明らかにした。

 また、中国はバッテリーの熱暴走に関連する基準の制定を検討していると紹介した。

参考記事:https://www.d1ev.com/news/pinglun/93480 https://www.d1ev.com/news/qiye/93419 

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