BYDは10億元を調達し、動力電池事業に投資

BYDは7月9日、2019年第1期比亜迪股フェン有限公司「グリーンボンド」の上場公告書を発表し、総額10億元の資金を調達する。

調達資金の用途について、主に同社が新たに建設するいくつかの新エネ車と部品、電池と電池材料、都市モノレールなどのグリーン産業事業の建設に充てる。

調達資金の50%は、包頭比亜迪鉱用車有限公司の動力電池生産事業に充て、主に太原比亜迪汽車有限公司の年産4.5GWh動力電池の組み立て事業、および西安衆迪リチウム電池有限公司の年産10GWh動力電池生産事業に充てる。残りの50%は同社の流動資金の補充に充てる。

BYDの投資拡大の背景には、動力電池市場の需要拡大がある。同社が発表した5日、6月の販売台数速報によると、同社のH1新エネ車のバッテリーと蓄電池の総搭載容量は約1.283ギガワット時で、今年の累計搭載容量は約8.186ギガワット時に達した。

また、ハイテク産業研究院GGIIの発表によると、2019上半期のバッテリー総搭載電力量は前年同期比93%増の約30.01ギガワット時だ。BYDは13万6285台での搭載数、73644685KWhの搭載容量で国内第2位を維持している。


参考記事:https://www.d1ev.com/news/qiye/94613

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