CATL、現代自の電気自動車に動力電池供給へ

2月8日、CATL(寧徳時代)は韓国現代自動車(Hyundai、以下は「現代自」)の専用プラットフォーム「E-GMP」で開発した2車種に動力電池を供給するとの情報があり、供給時期は2023年からとなる。

関係者によると、現代自グループはこのほど、2023年以降に発売する現代自のi-onic 7など3車種の電気自動車の動力電池入札を行い、そのうち1車種はSKイノベーション(SK Innovation Co Ltd)に、残りの2車種はCATLが受注した。落札規模は100億元を超える見込みだ。

注目すべきは、現代自動車が2020年10月、バッテリー発火の危険性を理由にLG化学のバッテリーを使用しているKONA電気自動車を大規模にリコールした際、LG化学の株価は3日連続で9.3%下落したことだ。

ある調査データによると、2020年、現代Kona EVモデルは世界の多くの地域で13件以上の発火事故が発生しており、調査結果によると、この車に採用されているLG化学の高ニッケル三元リチウム電池には一定の安全リスクが存在する。

現代自2025戦略で発表された44車種の電動化車種のうち、電気自動車が23車種を占め、このうちE-GMPベースの電気自動車11車種、純電気自動車55万台、燃料電池車11万台が含まれており、世界の年間販売台数100万台と電気自動車の販売台数が世界トップ3を達成し、販売台数が世界EV市場の10%を占めるという目標を掲げている。

業界筋は、壮大な計画圧力の下で、現代自は製品の航続距離の需要を満たしつつ、より高い安全基准の動力電池を求めていることにより、これまでに経験した安全上のマイナスイメージを改善する必要があると分析している。


参考記事:https://auto.gasgoo.com/news/202102/8I70241737C501.shtml

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