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CATLのバッテリー交換ソリューション、月々のリース料はガソリン代と同程度?

 科学技術情報サイトの「快科技」によると、最近、投資家向け説明会の中で、CATL会長の曾毓群氏は、最近新エネルギー車市場で話題となっているバッテリー交換方式についても言及した。

 CATLは今年1月、「EVOGO」というバッテリー交換ソリューションプランを発表した。このバッテリー交換ソリューションプランは、「バッテリー交換ブロック」、「クイック交換ステーション」、「App」の3大製品で構成されており、CATLが本格的に電気自動車の「バッテリー交換」市場に進出したことを表している。

 曾毓群氏は、「8−12万元の価格帯では、現在電気自動車のシェアは比較的低い。今後この価格帯の市場を獲得したい。バッテリー交換方式にすると、バッテリーを含まない車両価格を7万元台までに下げることが可能になる。ユーザーが毎月に負担するバッテリーリース料はガソリン代と同程度で、バッテリー交換速度も給油と同じになる」と述べた。

 また、曾毓群氏は米国との依存関係について、「現在、唯一米国のサプライチェーンに依存しているのはバッテリー・マネジメントシステム(BMS)に含まれるチップである。このチップのプロセスは28nmとそれほど高くなく、現在、国産の技術でも対応できる」と述べた。

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