テスラ上海ギガファクトリー、コア部品のメンテナンスとリサイクルにバッテリー回収施設を追加へ

4月30日の報道によると、テスラはこのほど、上海ギガファクトリー付近に電気自動車のバッテリー回収施設を追加し、動力電池や駆動モーターなど電気自動車のコア部品のメンテナンスとリサイクルを行い、使用済み部品、特に使用済みバッテリーの環境への影響を減らす計画だと発表した。

これと同時に、テスラは上海ギガファクトリーの車体構造部品とモーターコントローラーの製造能力を追加するが、計画の詳細は明らかにされていない。現在、テスラはドイツのベルリンギガファクトリーと米国の得州ギガファクトリーに電池工場を配備しており、テスラが今後上海に4680電池生産工場を建設する可能性もある。

2020年のテスラバッテリーデーイベントで、テスラは電池回収サービスを開始する計画を発表した。回収したリチウムイオン電池パックは指定工場で処理し、再利用する。廃棄電池は埋め立て処理しないことを約束した。

テスラの元共同創業者で、長年テスラの最高技術責任者を務めたJB Straubel氏は2017年に電池リサイクル会社を設立し、メディアとのインタビューで、電池がこれほど重視されているのは、重要な材料である金属のリサイクル性が高いからだと述べた。当社は、ニッケル、コバルト、銅など、多くの重要な材料の95~98%をリサイクルしている。基本的にこれらの金属は何度も繰り返し使用することができる。


参考記事:https://www.chinaz.com/2021/0430/1244847.shtml

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