百度のApolloスマート交通事業、1日に3社と契約

百度は5月8日に、広州開発区、海梁科技天邁科技の3つの事業体とApolloスマート交通業務関連の契約を結んだ。

広州開発区と戦略的提携を締結し、広東・香港・マカオ大湾区インテリジェント・ネットワーク・パイロットエリアを共同で構築し、開発区のグローバルAI産業クラスターの構築を支援する。

戦略的提携協定によると、百度は広州開発区と共同で広東・香港・マカオ「スマート・ネットワーク・パイロットエリア」を構築し、路車協調型の道路インフラ、情報処理、コネクテッド、駐車などの関連応用エコシステムを建設する。Apolloスマートカーのエコシステム拠点及びApollo自動運転運営拠点を実用化し、広州開発区内の持続可能な知能化産業発展の基盤を形成する。「都市スマート交通キャリア」という新しいビジネスモデルを共同で模索し、道路、交通、運輸の知能化、利便化、高効率化を促進し、広州開発区の都市管理システムと管理能力の現代化建設に貢献する、という提携内容だ。

同日、百度Apolloスマート交通エコシステムに、新たな提携パートナーである深セン海梁科技(Haylion Technologies)と鄭州天邁科技(Tiamaes Technology)が加盟した。これまでに、百度Apolloのパートナーは約200社になっている。2社の新規パートナーのうち、海梁科技はスマートモビリティ関連のバスを開発、生産する企業で、天邁科技は公共交通情報とスマート公共交通分野の国内トップ企業だ。

スマート公共交通分野を代表する2つの企業がApolloエコシステムに加盟したのは、百度Apollo「ACE交通エンジン」に基づき、Apolloの人工知能、自動運転、路車協調技術を利用し、伝統的な公共交通産業を新型スマート交通と融合させ、都市部スマート公共交通ソリューションを提案し、都市部の公共交通サービスの安全性、利便性、効率性を向上させるためだ。

上記3社のほか、百度Apolloは今後約20件の契約を締結する予定だ。


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