ファーウェイ、「モーメンツ」拡大、自動車メーカー等18社と「5G自動車エコシステム」を設立

(「モーメンツ」は、WeChatモーメンツのことで、Twitterでいうツイート、Facebookでいうシェアみたいな感じだが、リアルな友達としか繋がっていない。)

4月24日、 ファーウェイの公式情報によると、 ファーウェイは、地場自動車メーカーの一汽紅旗、一汽BESTUNE、一汽解放、上汽乗用車、上汽通用五菱、広汽新能源、BYD、長安汽車、長城汽車、東風小康、東風乗用車、北汽新能源、江淮汽車、宇通客車、奇瑞、SERES南京IVECOおよびモビリティ事業者の「T3出行」など第1陣18社と共同で、「5G自動車生態圏(5G自動車エコシステム)」を正式に設立した。

最近、「ニューインフラ」が話題になっている。3月4日に開かれた政府の政治局常務委員会の会議では、国家計画として予定されていたプロジェクトとインフラ建設を前倒しに推進し、5Gネットワーク、データセンターなどのいわゆる新型インフラ建設の進捗を速めると強調した。

投資総額は34兆元に達し、これには5G基地局の建設が含まれる。これは、5Gの商用化元年といわれる2019年に続き、2020年にはIoV業界(注1)が応用拡大期を迎えることを意味する。

ファーウェイは5G技術の先頭に立っている。国際特許データ会社IPLyticsによると、最新の5G業界特許報告が発表された。上位10社のうち、ファーウェイが3,147件で第1位を占める。ファーウェイの任正非総裁は2019年6月、ファーウェイは、5G技術においてライバルを2年以上リードしていると自信を示した。

「5G自動車生態圏」の設立後、ファーウェイはエコロジーシステムのパートナーに、自動車用ICT部品、消費者向けの「1+8+N全シーン戦略」(注2)、5Gネットワークソリューションなど、多くの技術を提供することができる。

注1:モノのインターネット「Internet of Things(IoT)」を自動車分野に特化した「Internet of Vehicles」(IoV)という中国独特の言い方で、コネクテッドカーとほぼ同じ意味で使われている。

注2:1+8+N全シーン戦略とは、昨年6月27日、ファーウェイ端末総裁の何剛氏はMWC19期間中に発表した「1つの太陽と8つの惑星とN個の衛星」戦略だ。「1つの太陽」とはスマートフォン業務で、「8つの惑星」とはタブレット、テレビ、オーディオ、メガネ、腕時計、車載機、イヤホン、PCの8大業務を指し、「N個の衛星」とはモバイルオフィス、スマートホーム、スポーツ健康、映画、音楽、娯楽、スマート移動の各分野の拡張業務を指す。


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