音声認識Ai大手のiFLYTEK、自動車関連企業を設立

 6月21日、音声認識AI企業のiFLYTEKが1億元の全額出資で投資した「江蘇易行智聯汽車科技有限公司」という会社が無錫経済開発区に設立された。同社の経営範囲は主に、人工知能(AI)ソフトの開発、集積回路、半導体チップの生産と販売、スマートカー車載機器の生産と販売、人工知能ハードウエアの販売、自動車部品の小売、新エネルギー自動車の電気付属品の販売などを含む。

 iFLYTEKの車載音声入力などのシステムは国内OEMの間で高いシェアを持っている。報告書によると、iFLYTEKのスマートカー向け製品は2021年に700万セットを出荷し、新たに200以上の車種に搭載した。累計搭載車種は1200車種を上回り、プレインストール搭載は累計3900万セットを超えた。

 今年4月29日にiFLYTEKスマートドライビングテクノロジー本部の事業契約が無錫経開区で締結され、iFLYTEKは「訊飛汽車スマートドライビングテクノロジー本部会社」と「訊飛無錫会社」を設立した。

 無錫市は全国で初めて国家級コネクテッドカーパイロットエリアを認可された都市であり、国家スマートシティインフラとコネクテッドカーの協同発展の試験都市でもある。

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