交通運輸省、自動運転道路建設の国家標準について意見徴集(2)

4、ポジショニング

自動運転道路は高精度測位施設と道路側補助測位施設を備えなければならず、高精度測位施設は基準局システム、データ伝送と総合処理システム、サービスデータ放送システムから構成され、「北斗衛星」測位システムが発射した測位信号と衛星測位を行い、情報の生成と伝播を強化しなければならない。

トンネル等のGNSS信号が遮断される環境においては、道路側測位補助施設を増設し、測位補助施設は測位補助サービス範囲内で相対測位精度が10m以上の測位サービスを提供できるようにする。

5、自動運転の監視測定と意思決定

各地域では、まず自動運転監視サービスセンターを設置する必要がある。道路に配置された道路側施設とセンター側に配置された情報化システムを通じて、所轄道路の交通情報と道路状況情報の収集、分析、処理と発表を行い、道路に対して運営管理、交通監視測定、予測と警報を実施し、自動運転車に向けて交通情報サービスを提供する。

自動運転車両標識例

このほか、「自動運転道路規範(意見募集稿)」では、高精度地図に対する要求も盛り込まれている。高精度地図は、交通インフラ建設規範に定義された交通標識、交通標識、交通ガードレールなどの基本的な交通構成要素を含め、車線境界線、車線境界線、車種専用車線の平面位置の絶対精度は1mを超え、100m当たりの相対誤差は0.1mを超えないものでなければならない。高精度地図は交通流の状態、交通事故、道路気象環境、道路インフラの状態などの情報データへのアクセス機能も備えなければならない。

高精度地図の検索時間応答時間は1秒を超えてはならず、更新頻度は3ヶ月を超えてはならず、更新部分のデータは迅速に重ねて配置する能力があり、長さ20センチメートル以上、幅10センチメートル以上の交通付属施設と交通標示線はすべて高精度地図に表示しなければならない。

また「自動運転道路規範(意見募集稿)」では、道路施設の建設整備に対する要求もあり、設計施工請負企業は基準の要求に基づいて設計、建設を行う必要がある。

道路側の施設は交通工学スマート交通専門機関が設計し、 交通工事スマート交通専門機関は、主体工事施工事業者に、中央分離帯、土路肩内に設置する自動運転対応付属施設の配置位置及び寸法を提出しなければならない。主体工事施工事業者は、中央分離帯及び土路肩の幅について、交通工事スマート交通専門気機関と協議したうえ、決定しなければならない。

また、通信設備の設置間隔は100メートル以上とし、交通量の多い区間については200~400メートルとする。交通量の少ない区間では400~800メートルの間隔で配置できる。合流地点、トンネル、カーブなどの特殊区間は信号のカバー状況により、通信設備を追加し、信号を确保する。

自動運転道路における実際の交通標識、道路交差点信号制御施設、車線通過信号制御施設、合流地点信号制御施設、トンネル交通信号制御施設の設置は、いずれもこれまでの法律の条文を遵守しなければならない。 具体的な位置選定を実施する際には、走行安全、視界遮断、施工条件などの要素を総合的に考慮し、運転者と自動運転車両が十分な反応時間、およびルート計画時間を与えしなければならない。

また、道路側コンピューティング施設は、状況に応じて道路側または自動運転監視サービスセンターに配置することもできる。区間道路側コンピューティング施設は、道路側に設置し、実状に応じて空中設置又は地面設置の方法を選択し、設置間隔を10km以下とする。広域道路側コンピューティング施設は、道路側端またはセンターに配置することができるが、道路側に設置する場合、設置間隔は30km以下であることが望ましい。

自動運転監視サービスセンターは管轄する道路区間や区域に近く、機械室の全体設計・建設等級は「データセンター設計規範」(GB50174)のB等級の要求を下回らない。機械室の建設規模は「高速道路交通工事及び沿線施設設計共通規範」(JTGD80-2006)の住宅建築の関連要求を満たさなければならない。

(終わり)


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