アウディ、一汽と新エネルギー自動車合弁会社を設立、2024年に初モデルを生産へ

10月13日、アウディと中国第一汽車集団(以下は一汽)は中独自動車大会で覚書を締結し、共同で新エネルギー合弁会社を設立し、中国でアウディPPEプラットフォームの電気自動車を現地化生産すると発表した。

計画によると、2024年から、PPEプラットフォームをベースにした初の電動化モデルを新合弁会社の工場で生産する。PPEプラットフォームはアウディとポルシェが共同で大型電気自動車のために開発したハイエンド電気自動車プラットフォームで、このプラットフォームを使った車種はクーペやSUVなどが含まれている。

アウディは現在、一汽フォルクスワーゲンの長春工場、佛山工場、天津工場、青島工場で9車種を現地化生産している。今後数年間で、アウディは中国市場でe-tronファミリーの電気自動車を複数導入し、生産する予定だ。

ここ数年、高級ブランドは、これまでのアウディ1強からABB(アウディ、BMW、ベンツ)3強へと変化している。アウディ中国総裁のEichhorn氏(安世豪、Werner Paul Eichhorn)は、今年9月末、「第一財経」などのメディアとのインタビューで、電動化戦略はアウディの中国での今後10年間の重要な一環であり、電気自動車業務もアウディの中国での強力な業務分野になると述べた。今後10~15年の間に、ガソリン車と新エネルギー車の比率が50対50になると予想している。計画によると、2025年までにアウディは30車種余りのモデルを発売する計画で、うち20車種は純電気自動車型で、電気自動車型の販売台数は総販売台数の40%を占める。


参考記事:https://www.yicai.com/news/100797835.html

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