百度と吉利、スマート電気自動車合弁会社設立

2021年1月11日、百度と吉利汽車は、スマート電気自動車の新会社を設立すると発表した。これにより、吉利汽車は、百度の戦略的提携パートナーになる。

今回の提携は、吉利の純電気自動車開発用のSEA(Sustainable Experience Architecture:持続的体験可能なアーキテクチャー)に基づいて展開される。同アーキテクチャーはハードウェア層、システム層、エコロジーシステム層の三位一体化を通じて、相互に拡張可能なモビリティサービスシステムを構築することできると言われている。

新たに設立されたスマート電気自動車会社は、乗用車市場向けで、スマート自動車の設計研究開発、生産製造、販売サービスの全産業チェーンに関与する。百度の人工知能分野での優位性を活かし、Apolloの自動運転を搭載するほか、小度車載、百度地図などの技術も合弁会社に融合し、スマートカーのあるべき姿をさらに具現化すると期待される。

自動車メーカーとインターネット大手との提携は今回が始めてではない。ファーウェイは長安汽車と提携してハイエンドスマートカーブランドを立ち上げたほか、アリババとSAIC(上海汽車)も提携してハイエンドスマートEVの「智己汽車」を発表した。


参考記事:https://www.d1ev.com/news/qiye/135816

1819