百度スマートカー事業部トップが長城汽車のスマート運転事業に加入

メディアの報道によると、百度スマートカー事業部総経理の顧維灏氏はすでに長城汽車傘下のテック企業「毫末智行」に加入しており、長城汽車スマート運転責任者の張凱氏、長城汽車スマート運転総監の甄龍豹氏と共同で、長城汽車スマート運転の研究開発に関する業務を担当する。

顧氏は北京交通大学コンピュータ応用技術専攻を卒業し、2003年に百度に入社した。百度で16年間勤め、百度のL3級自動運転、コネクテッドカー、地図など多くの業務を担当した。2019年、百度の自動運転業務は組織再編で、スマートカー事業部は自動運転事業部に統合され、同年末に顧維灏氏は百度を離れた。

自動運転車の価値は量産化にあるとの持論をもっている顧氏は、今後の自動運転の発展傾向はインターネット企業と伝統的な自動車産業メーカーの深い融合であると述べた。今回、長城汽車に加盟した顧氏は、彼に最適な舞台を見つけたと思われる。

毫末智行は、2019年11月に設立されたテック企業である。前身は、長城汽車技術センターのスマート運転先読み部門で、これまで長城汽車でADASシステムの研究開発を担当してきた。現在、毫末智行は自動運転乗用車と物流用無人運転小型車の2つの製品ラインに沿って、自動運転の商用化を模索しており、2022年に利益を上げる計画だ。


参考記事:ttps://auto.gasgoo.com/news/202102/22I70242657C601.shtml

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