コンチネンタル傘下のElektrobit社は、威馬EX5にソフトウェアサービスを提供

またElektrobit社の中国進出に関する記事になる。

8月20日、コンチネンタル·グループ傘下の完全子会社Elektrobit(EB)は、威馬汽車(Weltmeister)初の電動SUVである威馬EX5にソフトウェア設計、開発、集積サービスを提供すると発表した。

威馬汽車の創始者である沈暉董事長兼CEOは、EBの専門性を高く評価している。同氏は、「威馬汽車は従来の内燃機関車のソフトウェアシステムよりもはるかに複雑で精密なスマートEVの開発に力を入れている」とし、「EBチームのソフトウェアとAUTOSARに関する専門的な開発能力に基づき、スマートEV「威馬EX5」の開発と量産・納車をより迅速に進めることができる」と話した。

特筆すべきは、同社が使用しているEB tresosは、各ECUにフィットし、且つAUTOSARおよびOSEK/VDXに準拠する基礎ソフトウェアが導入できることだ。さらに、威馬汽車のニーズに合わせて基本ソフトウェアをカスタマイズすることも可能だ。

また、Elektrobitの執行副社長兼プロジェクト責任者であるChristian Reinhard氏は「威馬汽車は中国の車づくり新勢力のリーディングカンパニーであり、技術開発のロードマップおよび量産能力において突出している」とし、「威馬およびそのサプライヤーと協力して威馬EX5の量産・納車を加速させていただけることを光栄に思う」と述べた。

EBは威馬汽車にソフトウエア集積サービスを提供するほか、同社が百度の自動運転専用コンピューティングプラットフォームであるACU(Apollo Computing Unit)に基礎的なソフトウェア技術サポートを提供し、来年末に量産を開始する。


参考記事:http://www.eepw.com.cn/article/201908/403925.htm

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