恒大汽車、最先端の自動車生産工場を公開

 このほど、恒大汽車の派手な新車発表に続き、注目を集めている恒大汽車の上海、広州の生産拠点が初めて報道陣に公開された。高速で動くスマートロボットであれ、テクノロジー感満載の全自動生産ラインであれ、ビッグイベントに慣れた多くのメディアも感慨を禁じ得なかった。

 

恒大汽車のプレス工場を視察する恒大グループ会長の許家印氏

 今回発表された2つの生産拠点は設備の据え付け、調整段階に入っており、いずれもインダストリー4.0基準に基づいて建設され、2545台のスマートロボットが組み立てられ、トップレベルの装備と技術が採用されているものとして、「世界をリードするスマート製造を実現し、量産体制に入ってから1分間に1台の車が生産できる」と評価されている。

ドイツSCHULER全自働プレスライン生産プレス工場

 現場で見ると、4大工場にはドイツSCHULER全自動プレス生産ライン、ドイツKUKAと日本ファナコ知能化設備、ドイツDURRの全自動塗装生産ライン、全自動組立ラインが装備されており、いずれも世界をリードする最先端の装備となっている。

ボディ工場のロボット

ファイナルアッセンブリーライン、業界初の2色アーチ型タイトトンネル

 昨年11月、広州市で開催された恒大新エネルギー自動車戦略パートナー提携サミットで、恒大グループ取締役会の許家印会長は、恒大新エネルギー車は「カーブで追い越すのではなく、車線を変えて追い越す必要がある」と述べた。どうやって車線を変えるかについては、許家印氏は五つの言葉を示している。

 「買買買、合合合、圏圏圏、大大大、好好好」(買収、連合、囲い込みを通じて、規模を大きくし、いいものを作る)。

 許家印氏によると、これが恒大の車作りのロードマップで、買えるコア技術はすべて買ってきて、買えないものは全面的に提携する。

 同会議で、恒大汽車は世界トップ60の自動車部品サプライヤーと戦略的提携協定を締結した。


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