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元トヨタ製品管理トップ専門家の勝又正人氏は広汽研究院の首席技術管理総師に就任

 元トヨタ自動車チーフエンジニアで、カムリなどのグローバルモデル事業に携わった勝又正人氏がこのほど、GACグループ(広汽グループ)に加入し、広汽研究院の首席技術管理総師に就任し、製品管理面の業務を担当している。

 勝又氏は自動車業界で30年以上の経験を持つ。1987年、勝又氏は東京大学機械工学修士を卒業後にトヨタ自動車に入社し、シャシーエンジニア、トヨタ欧州シニアバイスプレジデント、トヨタ自動車統括部長兼チーフエンジニア、トヨタ北米エグゼクティブチーフエンジニアを歴任し、トヨタVerso、Camry、Avalon、Sienna、Venzaなどのグローバルモデルの開発に携わった。

 2006年に設立された広汽研究院は、GACグループの技術管理部門と研究開発システムのハブであり、主に広汽Trumpchi、広汽Aionなどの地場ブランドの新製品、新技術の計画と研究開発を担当している。現在広汽研究院は、広州総院、米国研究開発センター、上海先読み設計工房を含むGACグループ研究開発ネットワークと国内外の複数の拠点を構築し、世界15カ国・地域、4300人超の研究開発人材チームを抱えている。広汽研究院はここ数年、ドイツや日本などから業界トップクラスの専門家50人余りを導入し、研究開発のマスターチームを編成している。

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