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ファーウェイ、自動車メーカーへの投資を否定、関連株急落

 ファーウェイは5月24日、「繰り返しになるが、ファーウェイが車を作らないことを改めて強調する。この長期戦略は2018年にすでに明確になっており、何も変わっていない」と発表したファーウェイによると、産業界が必要としているのはファーウェイブランドの自動車ではなく、ファーウェイが30年以上蓄積してきたICT技術能力であり、自動車メーカーが未来に向けた車を作るのを支援する。つまり、自動車メーカーにファーウェイのICT能力に基づくコネクテッドカー部品を提供する。

 これに先立ち、ファーウェイが地場メーカーの東風小康、北汽傘下の新エネ車子会社北汽藍谷、および国有メーカーの長安汽車に投資するというニュースが流れていたが、ファーウェイは今回の声明で、「これまで、われわれはいかなる自動車メーカーにも投資していない。今後もいかなる自動車メーカーにも投資せず、持ち株や株式参加もしない。今後、ファーウェイが自動車を製造したり、自動車製造業界に出資したりすることは、すべてデマであり、信じてはならない」と述べた。

 発表後、関連メーカーの株価が急落し、そのうち北汽藍谷が下落し、17元で取引を終え、小康は6%安の54.2元。ファーウェイと提携している広汽集団も4.3%安の11.7元で取引を終えた。

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