テスラ、国産Model 3の販売価格20%値下げ検討

 メディアによると、ブルームバグ情報筋の話として、中国市場でより多くの消費者を呼び込むため、テスラは来年から中国産Model 3の価格を20%もしくはそれ以上引き下げることを検討していると明らかにした。

 コストの削減方法について、テスラは輸入部品の数量を減らし、関税コストを引き下げるため、より多くの地場部品を採用する方針だと事情に詳しい関係筋は話した。テスラは下期から値下げを開始する可能性があるが、値下げの具体的な時期や値下げ幅は市場の状況に応じて変わる可能性がある。

 電気自動車にとって最も高価な部品はバッテリーだ。これまでテスラは主にパナソニックからの電池供給に依存しているが、このような状況は今後大きく変わる可能性が出てくる。8月にテスラは、LG化学の南京工場から電池調達を決めたと報じられている。また、先月にはテスラが中国大手動力電池企業のCATLとの間で、早ければ来年にも動力電池の調達を開始することで大筋合意したとの報道もあった。

 これまでの情報によると、テスラは来年1月25日前に国産Model 3の消費者への納車を開始する計画で、販売価格は35万5800元。工業情報化省が12月6日に発表した「新エネルギー自動車普及応用車種推薦目録」(2019年第11回)によると、ユーザーはテスラ国産Model 3を購入した場合、新エネルギー補助金を受けることができる。2019年の新エネルギー補助金に基づき計算すると、国産Model 3を購入したユーザーは、約2.5万元の補助金を受けることになる。


参考記事:https://auto.gasgoo.com/news/201912/18I70146383C109.shtml

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