アジア最大のテスラセンターが北京に完成、同時に100台納車可能

 自動車ポータルサイト第一電動によると、9月9日、北京郊外の蟹島に位置するテスラセンターが正式に完成した。同センターは単体面積がアジア最大のテスラ納車センターで、将来的にはテスラの中国およびアジア全体における重要な商品ターミナルとユーザーのターミナルとなる。

 北京蟹島テスラセンターの敷地面積は約1.2万平方メートルで、室内だけでも100台以上の新車を同時に引き渡すことができる。納車効率を高めるため、同センターは「全過程可視化」という設計コンセプトを採用し、正面の壁は足元までガラス張りになっている。1階には広大な納車エリアがあり、新車が整然と駐車スペースに止まっている。2階から納車エリアや業務エリア全体を見渡せるほか、シンプルで明るい休憩エリアが配置されている。

 これと同時に、北京蟹島テスラセンターはユーザーに多くの駐車スペースや充電施設を提供している。ユーザーは「オーナー講堂」で車関連知識や小技を学んだり、オーナーズクラブの仲間と小人数で集まったり、マルチメディア映像・音声エリアでテスラのテクノロジーとスマートカーの魅力を体験する際に、駐車や充電の問題を気にする必要がない。

 さらに重要なのは、北京蟹島テスラセンターがモジュール化されたライン方式で車を引き渡す納車モデルを採用し、「Delivery Vision」納車システム(納車専用App)を導入することである。車の所有者が納車予定時間を確認し、従業員が業務処理の状態をよりよく把握できるようにすることができる。また、北京蟹島テスラセンターも納車現場の人的資源をより効果的に配分し、納車スピードを高め、デジタル化・スマート化された納車体験をもたらすことができる。

 現在、テスラは中国56都市に店舗を展開している。

 


参考記事:https://www.d1ev.com/news/qiye/156009

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