車載チップ不足の下、Xpeng、理想汽車仕方なしの「分割プラン」

車載チップ供給不足で、一部のメーカーは、(納車後部品を後付ける)「分割プラン」を導入している。
10月26日夜、関連情報によると、ミリ波レーダーの供給不足により、10月末に納車を予定していたXpengのニューモデルP5が影響を受けた。同社は納車を待つユーザーに2つのプランを提示している。

プランA:特典を放棄し、順番に納車を待つ。

プランB:特典を受け取り、補充協議を結び、先に納車し、2022年3月31日から順番にレーダーを追加する

各プランに示されている特典は、XPILOT(3.0/3.5)ソフトウェアを無償で提供するという、ユーザーへの補償として理解される。その後、Xpengは「プランBは11月2日24時まで終了し、それ以降はプランAのみになる」と補足した。

同じベンチャー系自動車新興メーカーの理想汽車も「分割プラン」を用意している。同社によると、マレーシアが感染症の影響を受け、ミリ波レーダーのチップ供給が深刻に不足しているため、唯一のモデル「理想ONE」の生産と納車に影響が出ている。

このため、「先に納車後、レーダーを後で追加する」というプランを提示することで、ユーザーに新車を引き渡すスケジュールを守ることを目指している。今年10月と11月に納車を予定する車両には、前方ミリ波レーダー1台と後方コーナーミリ波レーダー2台のみが搭載され、今年12月から来年の旧正月前までに残りの2台のミリ波レーダーを追加する。

情報によると、Xpengと理想汽車のミリ波レーダーのサプライヤーはいずれもボッシュなので、期せずしてサプライチェーン不安定による影響を受けていることが分かった。


参考記事:https://www.iautodaily.com/index.php?c=article&id=17812

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