中国国内市場、2025年までに新エネ車の販売比率は50%超えも

これまで発表された情報によると、今年9月、新エネ乗用車の小売販売台数は58万台に達し、当月の乗用車全体に占める販売比率は29.7%に達する見込みである。また今年1~9月、新エネ乗用車の小売販売台数は384万台を超え、販売比率は26%近くとなる。

すでに販売台数を発表した新エネ車メーカー10社のうち、6社が1万台を超え、そのうちAIONは単月で年同月比121%増の3万台を超え、ランキング1位となった。2位はNETAで、9月の販売台数は前年同月比134%増の1.8万台である。3位からは、理想、LeapMotor、NIO、AITO(問界)で、それぞれ11531台、11039台、10878台、10142台である。

乗連会(全国乗用車情報連席会)は、2022年の国内新エネ乗用車の販売台数見通しを昨年年末の550万台から600万台に上方修正した。それに商用車予測台数の35万台を加えて、今年の新エネ車全体の販売台数は約650万台になる。

2025年の新エネ車の販売比率については、足下の強い勢いに影響されて、楽観的な見通しが増えている。広汽傘下のAIONと長城は、2025年までに新エネ車の販売率が50%以上になるとの見通しを示した。

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