2021年、中国は車載チップ供給不足で200万台以上の減産か

 経済誌の「第一財経」がAutoForecast Solutions(以下「AFS」)の報道を引用したところによると、車載チップ供給不足による中国自動車市場の減産は12月5日時点で累計198.2万台、世界自動車市場の減産は累計1012.2万台に達している。AFSの予測によると、今年の中国自動車市場は累計214.8万台の減産となり、世界全体の減産台数の19%を占める。

 10月、乗連会(乗用車市場情報連席会)の生産台数関連データは、チップ不足が緩和されつつあることを示唆している。乗連会幹事長の崔東樹氏は、2022年初めまでに車載チップは正常な状態に戻るとの見方を示した。しかし、減産データから、車載チップ供給緩和の傾向がみられていない。一部の完成車メーカーは、車載チップ不足の影響を最小限にするために、一部の装備を数カ月後に追加すると約束したうえ不完全な製品をまず納車するいわゆる「分割プラン」の導入を余儀なくされている。


参考記事:https://www.yicai.com/news/101250334.html

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