NIO、中国事業を合肥市に集積し、100億元以上の投資を獲得

 2月25日、NIO(蔚来)の重大な動きが伝えられた。NIOは、安徽省合肥市政府と枠組協定を締結し、同協定に基づきNIO中国本部を合肥市に設置し、研究開発、販売、生産拠点を建設し、合肥を中心とした中国本部運営システムを構築する。

 今回提携されたのは枠組み合意で、プロジェクトの具体的な詳細はまだ商談策定中で、両社は2カ月以内に最終的な投資合意の調印を終える予定だ。

 4年前から、NIOは合肥に立地している地場メーカーの江淮汽車と提携し、OEM方式を採用してNIOブランドの新エネ車生産を現実のものにし、両社は共同で江淮汽車と合肥工場を建設してきた。ちなみにNIOの創設者の李斌氏も安徽省出身だ。

 今回の枠組協定の締結後、NIOは相応の調整を行うが、ベースキャンプの上海から全て合肥に移転することはない。グローバル企業である以上、上海市は依然としてNIOのグローバル本社で、中国国内の関連事業徐々に合肥市に集結する。

 今回の提携と同時にNIOは145億元の融資をうけ、研究開発、市場システムの構築と運営に充てる。またNIOは吉利汽車から3億ドルの出資をうけるとの噂を否定した。


参考記事:https://www.tmtpost.com/4257879.html

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