日本の自動車専門家、宇野高明氏がSingulatoの総工程師に就任

日本の有名な自動車専門家である宇野高明氏が、スタートアップ自動車企業の奇点汽車(以下はSingulato)のCTO Vehicle Engineering(自動車総工程師)に就任し、CEOの沈海寅氏に直接に業務報告ができるポストとして、Singulatoの完成車研究開発を全面的に担当していることが29日、分かった。

資料によると、宇野高明氏は、自動車で40年近くの専門的な経歴を持ち、日産自動車第二商品開発部長、日産R&D管理部長、日産第二動力システム開発部長、日本ボッシュシャシー制御部門の開発および生産責任者を経て、制品計画、品質管理、自働車シャシー技術および完成車研究開発の分野で長年の経験を積んできた。

宇野氏はSingulatoへの参画について、自身の40年間の経験を活かし、Singulatoと一緒に製品開発をしっかり行い、Singulatoのビジョンを実現し、ユーザーに認められるスマート電気自動車を本格的に生産できるよう支援したいと述べた。

現在、Singulatoは初の量産車の生産と納車を準備しており、この際、自動車業界のベテラン人材が加わることで、強力なサポートが得られる。初の量産車であるSingulato iS6は現在、北汽昌河に委託して、同社の景徳鎮工場で生産しており、今年中に納車する計画だ。

Singulatoは「大型車+小型車、4輪+2輪、乗用+商用」の製品ラインアップを計画しており、iS6の位置づけは大中型電動SUVだ。そのほかに、SingulatoはMPVのiM8とトヨタeQシャシーをベースに開発した小型EV iC3の2車種を発表しており、主に都市部の短距離移動とシェアリングサービス向けに開発されており、NEDC航続距離は300km以上に達し、2021年に正式に発売されるという。


参考記事:https://tech.sina.com.cn/it/2019-07-29/doc-ihytcerm7116864.shtml

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