自動車スタートアップ企業の小鵬汽車は生産資格を獲得、ニューモデルのP7は肇慶工場で生産へ

5月19日、工業情報化省が発表した第332回「道路自動車生産企業及び製品公告」において、自動車スタートアップ企業の小鵬汽車(Xpeng)は完成車生産許可を獲得したことが示されている。

今年4月に発売された小鵬P7は今後、小鵬汽車肇慶工場で生産される。

小鵬汽車の自社工場建設の話は、3年前にさかのぼる。2017年5月、小鵬汽車は20億元を投資して(広東省肇慶市の)肇慶工場を建設し、総生産能力は10万台に達するという。同工場は2019年に竣工し、小鵬P7プロジェクトの試作車の小ロット試験生産を行い、生産プロセス全体の検証を終えた。

2020年3月19日小鵬汽車は、生産資格の問題を解決するために地場メーカーの広東福迪汽車有限公司を買収し、自社生産の準備を加速させた。

生産資格を持っていない自動車スタートアップ企業にとっては、初期段階において他メーカーへの委託生産はやむを得ないことだ。小鵬汽車は、当初海馬汽車との提携を選択した。初の量産モデルである小鵬G3は、(河南省鄭州市にある)鄭州海馬工場で生産された。今年3月8日、小鵬のニューモデルP7は工業情報化部の第329回「道路自動車生産企業及び製品公告」に掲載され、「海馬汽車有限公司小鵬」という名前が付けられていた。

今後、肇慶工場の稼働に伴い、小鵬P7のリアエンブレムには「海馬汽車」の文字が消える。

小鵬P7


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