テスラ上海、5年で300万台達成!年間95万台の驚異的生産力で他工場を圧倒

10月11日、テスラ上海ギガファクトリーで300万台目の完成車がラインオフしました。2019年12月に最初の1台がラインオフしてから、わずか5年足らずで300万台目に到達しました。

テスラのグローバル副社長のGrace Tao氏はSNSで、「上海ギガファクトリーは最初の100万台を生産するまでに32カ月かかりましたが、200万台目から300万台目まではわずか13カ月でした。これは生産効率の大幅な向上を示しています」とコメントしています。

上海ギガファクトリーは2018年12月に建設が開始され、2019年に生産をスタートしました。テスラ初の海外工場となるこの工場は、地元政府の支援を受けて非常に速いペースで稼働を始め、業界の記録を達成しました。

現在、工場では主にModel 3とModel Yを生産しており、年間95万台の生産能力を持っています。この数値は、カリフォルニア州フリーモント工場の65万台や、ベルリンおよびテキサスの各工場の37.5万台を大きく上回っています。

また、上海ギガファクトリーはテスラにとって主要な輸出拠点でもあり、ここで生産された車両はヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランド、UAE、タイ、韓国など、さまざまな市場に輸出されています。2024年9月28日時点で、輸出された車両の総数は100万台に達しました。

同じ日に、テスラはカリフォルニア州ロサンゼルスで「Robotaxi Day」というイベントを開催し、自動運転タクシー「Robotaxi」を公開しました。テスラCEOのイーロン・マスク氏は自らRobotaxiに乗って会場に登場し、また貨物も運べる「ミニバス」Cybervanも披露され、注目を集めました。

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