テスラのエネルギー貯蔵工場、来年第1四半期に着工 上海臨港で生産、世界市場に供給

上海臨港新区管理委員会の公式サイトは、この度、テスラ上海エネルギー貯蔵工場プロジェクトの建設プラン審査認可行政許可決定書を発表しました。これにより、テスラ上海エネルギー貯蔵工場プロジェクトが進展しました。このプロジェクトは今年5月に着工予定であり、2025年第1四半期に量産を完了する予定です。

テスラ上海エネルギー貯蔵工場は浦東新区南匯新城区に位置し、敷地面積は約204,359.92平方メートルで、南奉界河河川敷管理範囲内の関連工事の建設に関わります。このプロジェクトは、米本土以外では初めての蓄電工場プロジェクトで、グローバル市場向けの超大型商用蓄電電池(メガパック)の生産を目指しています。

メガパックは、一体化されたシステムインテグレーションとモジュラー設計に基づいた製品で、電力網事業者や公益事業者などが再生可能エネルギーをより効率的に貯蔵・分配できるよう支援します。1基当たりのメガパックは、3.9メガワット時以上のエネルギーを貯蔵でき、3600世帯の1時間分の電力需要を満たすことができます。

このプロジェクトの推進は、テスラのエネルギー貯蔵分野での発展を支援するだけでなく、地元経済や再生可能エネルギーの利用にも好影響をもたらすことが期待されています。

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