米国での工場建設拒否か、CATLとBYD、アップルとの交渉が行き詰まる

 海外メディアの報道によると、11月11日、アップルが計画している電気自動車用バッテリーの供給について、CATL(寧徳時代)およびBYDとの交渉が行き詰まっているとのことです。その原因は、中国のバッテリー大手2社がアップルのために専属チームを立ち上げて米国に工場を建設することを断ったためです。

 情報筋によれば、中国のバッテリー大手2社は2カ月前にアップルに対し、その要求を満たせないと通知していたとのことです。

 中国メーカーとの交渉が順調に進んでいないため、アップルは日本のバッテリー供給業者に協力を求めることを検討しており、今月、チームを日本に派遣したと伝えられています。

 一方、ある関係者によると、アップルはすでにパナソニックを含む他のサプライヤーと接触しているものの、中国の2社との交渉再開の希望を捨てていないそうです。その背景には、中国メーカーが開発するリン酸鉄リチウム電池が世界をリードしており、より低コストで安定したリン酸鉄リチウム電池の使用を検討する自動車メーカーが増えていることがあります。この情報筋は以前、アップルがこのバッテリー技術を好んでいるとメディアに述べたことがあります。

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