BYD、2022年業績予想発表、純利益前年比425-458%増の見込み

 BYDは1月30日に発表した2022年度の業績予想によると、2022年純利益は前年同期比425.42%-458.26%増の160-170億元で、売上高は4200億元を超える見込みである。

 2022年は、BYDが大きく伸長して、一躍世界1位の新エネルギー車メーカーとなった。1月2日、BYDの年間販売台数が発表され、2022年通年の新エネルギー車の累計販売台数は前年同期比208.64%増の186.35万台に達し、テスラの世界販売台数131.39万台を上回った。うち、2022年9月以降、BYDの月間販売台数はいずれも20万台を突破し、最後の4カ月間の累計は80万台を超えた。

 BYDは、業績が大幅に伸びた理由として、中国国内新エネルギー車需要が急増したことと、川上の原材料価格の上昇によるコスト圧力を克服した同社が新エネルギー車産業における優位性が発揮できたことを挙げている。

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