工業情報化省、初のL3自動運転道路テスト試行を承認 テスラを含まず

工業情報化省は6月4日に、第1陣の「四部門による秩序立ったスマートコネクテッドカーの参入と路上通行の試行の実施」対象企業として、中国の自動車メーカー9社が公道でL3レベルの自動運転技術の試験を行うことを承認しました。

現在中国の道路で運行しているいわゆる「自動運転車」はL2の運転支援機能を搭載した車両です。テスラのAutoPilotシステムを含めて、多くの自動車メーカーはこの許可を受けています。L3の自動運転は、L2よりも進んだレベルで、運転者が両手を離すことができる点が特徴です。

今回、L3テストナンバープレートを取得した自動車メーカーには、BYD、NIO(蔚来)、長安汽車、GAC(広汽)、BAIC(上汽)、BAIC BluePark(北汽藍谷)、Yutong(宇通客車)、一汽、SAIC紅岩が含まれます。

9社の自動車メーカーは7カ所で試験的に実施され、北京、上海、広州、深セン、重慶、鄭州、海南ダン州などが対象となります。これらのメーカーが形成する連合体はL3の自動運転技術のテストを行い、テストに合格した後に量産可能な製品を開発できるようになります。

ただし、今回発表されたリストにはファーウェイやXpeng(小鵬)の姿はありませんでした。工業情報化省によると、この9社は試行申請段階の選考を終えただけで、今後は製品参入・試行、路上通行・試行、試行の一時停止・脱退、評価・調整などの段階があります。

ベンツやBMW、テスラなどの外資系自動車メーカーは含まれていません。テスラが中国でまだ発売していないFSD(完全自動運転ソフト)は、L2級の運転支援システムだとの見方はありますが、同社が北米で公開したFSV最新バージョンのパフォーマンスを見ると、L3-L4に近いとされています。

テスラはFSDの中国での商業化を積極的に推進しており、中国の関連部門と自動運転車のデータ移転などの問題について連絡を取り合っています。FSDが中国で実施される最も象徴的なのは、工業情報化省の道路テストの許可をいつ取得できるかですが、そのような情報が確認されない限り、テスラが公表した計画やその他のメディアの予測が根拠のない希望観測に過ぎません。

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