ベンチャー系自動車新勢力のNETA、タイで初の海外工場を建設

3月10日に、ベンチャー系自動車新勢力のNETA(哪吒汽車)は、タイのバンコク・カナヨー地区に、初めての海外工場「哪吒汽車タイ生態知能工場」を建設することを発表した。同工場は、NETA右ハンドル電気自動車の主要生産拠点となり、年産能力は2万台で、2024年1月末から生産を開始する計画である。

NETA創業者兼の張勇CEOは、新工場を「タイに焦点を当て、東南アジア地域をカバーする拠点」と位置づけており、NETAは今後海外で、複数の電気自動車生産拠点を建設して、中東、EUなどで事業を拡大する計画があると表明した。

また、NETAはタイのBGAC社との合意書に署名し、将来的には両社は近代的な電気自動車組立工場を共同で建設する予定である。

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