工業情報化省、「自動車ソフトウェアアップグレード一般技術要求」意見聴取案発表

 6月17日、工業情報化省装備工業一司は、全国自動車標準委員会と共同で「自動車ソフトウェアアップグレード一般技術要求」を含む9項目の強制性国家標準の改正を行い、意見聴取案を公開した。

 そのうち「自動車ソフトウェアアップグレード一般技術要求」は、自動車ソフトウェアアップグレード管理システム要求、車両要求、試験方法、車両型式の変更と拡張、説明書、標準実施などの内容を規定している。

 ソフトウェアのアップグレード管理システム要件では、各ソフトウェアのアップグレードについて、自動車メーカーは要件の関連情報を記録し、安全に保存しなければならず、この情報は少なくとも車種の生産終了後10年まで保存しなければならないことが明確に求められている。

 また、オンラインアップグレードの追加要求の中で、オンラインアップグレードが車両の走行中に行われる場合、自動車メーカーは車両の安全に影響を及ぼさないことを保証するためにプロセスと手順を採用していることを証明しなければならないと明記されている。

 今年4月15日、工業情報化省装備工業発展センターは「自動車ソフトウェアオンラインアップグレード届出の展開に関する通知」を発表した。OTAアップグレード機能を備えた車両、及び実施するOTAアップグレードについては、届出を行わなければならない。

1025