シャオミ汽車の初モデル「SU7」のコスト構成が流出!注目を集める

 シャオミ汽車の初のモデルである「Xiaomi SU7」のコスト構成一覧が誰かによってネット上に流出し、注目を集めています。それによると、SU7の完成車総コストは30.0024万元に達し、同クラスの大半のモデルを上回っていることがわかりました。一方で、Xiaomi SU7のベーシック版の販売価格は21.59万元であり、ハイエンドのMax版が29.99万元となっています。これは赤字を覚悟するシャオミ汽車の自動車製造への決意を浮き彫りにしました。

 コストは主に「三電」システム、車体・プラットフォーム、コネクテッド、内外装などに集中しています。その中で、三電システムが最も大きな割合を占め、13.1818万元に達し、総コストの43.94%を占めています。これには電池、モーター、電子制御システムなどのコンポーネントが含まれており、新エネルギー車の性能と安全性を堅実に保証しています。

 車体・プラットフォームのコストは4.388万元で、全体の約14.63%を占めています。Xiaomi SU7は、構造設計、材料選択、製造プロセスなどに多くの投資を行っており、完成車の品質と安全性を重視する姿勢を見せています。

 また、コネクテッド技術のコストも4.1028万元に達し、13.67を占めています。SU7はスマート化の面で優れており、スマート音声対話や自動運転支援などの機能を持っていますが、これらには多額の研究開発投資とコストが必要とされます。

 内外装のコストは約4.0296万元で、全体の13.43%を占めており、シャオミの車両品質向上とユーザー体験の向上を反映しています。

 以上の主要な部分に加えて、内作部品の製造、研究開発試作、物流費などのコストもあります。これらは些細に見える部分ですが、車全体の品質とユーザーの体験を向上させる上で重要です。

 Xiaomi SU7のコストは販売価格を大きく上回っていますが、コストパフォーマンスを重視した戦略により、より多くの消費者の注目と購買意欲を集めることを目指しています。

 スマホ業界では、シャオミはコストパフォーマンスで知られる企業として、価格設定には市場競争や消費者の受け入れなどを考慮して、比較的低価格を維持しています。

三電システム

車体とプラットフォーム

コネクテッド

内外装

出典:インタネット

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