マツダ、中国市場で長安汽車と共同で電動化を推進へ

 マツダ(中国)は4月16日、電動化時代ゲームチェンジ戦略とビジョンを発表した。また、15年以上を超えるパートナーシップ関係を築いた国有自動車メーカーの長安汽車と新たな提携関係の締結も発表した。電動化と智能化が進んでいる中国の自動車市場で、マツダは電動化を全面的に取り込む方針を示した。

 マツダは、中国市場戦略の迅速な策定と実施が可能になるように、今年4月にこれまで広島本社にあった中国事業戦略機能を上海に100%出資する「マツダ(中国)企業管理有限公司」に移管した。また、長安マツダの製品開発力を強化し、電動化事業を前進させるため、従来の合弁自動車メーカーの枠を超えた新たな提携関係を構築し、新エネルギー車の共同開発を進めるとしている。

 マツダは、2024年末と2025年末までに、現地化した純電気モデルとハイブリッドモデルを含む2種類の新エネルギー車を発表する予定である。

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