ファーウェイとJACが共同開発したBMW7シリーズのライバルセダン、第4四半期に発売へ

1月31日、ファーウェイと地方国有メーカーのJAC(江淮汽車)が共同開発した初の車は、100万クラスのセダンで、BMW 7シリーズに対応していると報じられました。新車は今年第4四半期に正式に発売される見通しです。また、安徽省肥西スーパー工場の建設も大詰めを迎えています。

安徽肥西スーパー工場は、2023年に建設大手の中建六局連合体が落札したプロジェクトで、ファーウェイとJACの提携モデルの製造に使用されます。JACとの提携に関しては、2023年12月に明らかになりました

JACとファーウェイの提携は、ファーウェイの「スマートセレクト(智選=ファーウェイが車両設計、スマート運転システム等全面的に主導する)アプローチ」を採用し、次世代ハイエンドスマート電気自動車プラットフォーム技術を共同開発することを目指しています。

また、ファーウェイのHarmonyOSを採用する自動車メーカーの集まりである「華為鴻蒙智行連盟」には、SERES、奇瑞汽車、北汽藍谷、JACの4社が含まれており、各自動車メーカーが異なる車種を提供しています。

ファーウェイの消費者向け事業の最高経営責任者である余承東(リチャード・ユー)氏によれば、「いくつかの自動車メーカーがファーウェイの「スマートセレクト(智選)アプローチ」を採用した後、互いに衝突することはない。車種が重ならないためだ。SUVを作ったり、セダンを作ったり、MPVを作ったりすることもある」と述べています。

提携後、関連販売収入はJACの収益事業に計上されます。

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