CATL、上場以来最大の下落、米制裁の可能性について相談中の噂も

新エネ車情報サイトの「電動邦」はCATLの株価が暴落したと報じた。

2月8日CATLの株価は、一時9.94%下落して上場以来最大の下落率を記録した。当日の終値は前日比6.66%下落し、一日で市場価値は約900億元消えた。

背景は、最近、「CATLは米国の専門機関に助けを求めており、米国による制裁の可能性について相談している」との噂がネット上で流れているからである。

これに対し、CATLはメディアに対して、「弊社は米機関に制裁の可能性について相談したというネット上の噂は、事実ではない」と否定した。

昨年CATLの動力電池の搭載量は96.7GWhで、世界市場では32.6%のシェアを占めているが、主要顧客は中国国内に集中しており、9割が中国業務である。また昨年CATLの中国市場での搭載量は80.51GWhと国内市場で52.1%のシェアを占めている。

自動車総合情報サイトの「新浪汽車」によると、米商務省はこのほど、33社の中国企業をUnverified Listに追加した。これには海目星の子会社である広州市海目星レーザー科技有限公司が含まれ、海目星はCATLのサプライヤーである。海目星のレーザー切断装置は、リチウム電池タブ端子切断の工程に使われており、リチウム電池の生産過程において技術的に難易度の高い工程である。


参考記事:https://news.mydrivers.com/1/813/813500.htmhttps://auto.sina.com.cn/news/2022-02-10/detail-ikyakumy5225208.shtml?oaid=00101&c=spr_auto_trackid_4d7d188c9b7a61c4

1568