長安汽車、HiPhi(高合汽車)買収のうわさを否定

 ハイエンドEVメーカーのHiPhi(高合汽車)の破綻に関するニュースが注目されています。ある投資家がインタラクティブプラットフォーム上で、「ネット上で長安汽車がHiPhiの株式51%を取得したという報道は本当か」と質問しました。長安汽車は、「『長安汽車がHiPhiの株式51%を取得』、『長安汽車がHiPhiを買収』などの報道に注目していますが、これらの情報は事実ではありません」と回答しました。

 HiPhiの創業者である丁磊最高経営責任者(CEO)は2024年2月27日、長安汽車のグローバル研究開発センターを訪れ、長安汽車の朱華栄会長と面会・商談したというニュースが広まりました。一部では長安汽車がHiPhiの株式51%を買収することで合意したとの噂もありましたが、長安汽車の内部関係者は、丁磊氏の訪問は通常のトップ同士の相互訪問に過ぎず、買収とは関係がないと証言しました。長安汽車の朱華栄董事長も、問い合わせに対して「ただ状況を聞いただけだ」と話しました。

 HiPhi自動車工程項目総監督の楊悦卿氏は公式ライブ配信で、外部から注目される問題に答え、同社のトップは依然として会社とユーザーのためにサービスを提供するために努力していると述べた上で、他社の協力を得て、ユーザーの権益を保障したいと述べました。しかし、支援の手を差し伸べてくれる会社があったとしても、約束したすべてのアフターサービスの権益が維持される保証はないと打ち明けました。

 以上のことから、長安汽車がHiPhiを買収する噂はただの憶測に過ぎないことが明らかになりました。つまりHiPhiの丁磊CEOが長安汽車を訪れたのは、確かに「身売り」の話があったかもしれませんが、長安汽車は「まだそんなつもりはない」と明言したということです。

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