広東省梅州市の高速道路崩落事故、建設品質への疑念

5月1日午前2時10分ごろ、広東省梅州市の梅大高速茶陽路区間で重大な路面崩落災害が発生しました。この事故により、深刻な人的被害と財産損失が生じました。

報道によれば、5月2日夕方現在、この崩落事故で48人が亡くなり、30人が負傷しています。さらに、3人の身元はDNA鑑定で確認する必要があります。亡くなった方の中には外国籍の人はいませんでした。救助隊は複雑な地質条件下での捜索を行い、二次災害を避けるよう努めています。

注目すべきは、昨年もこの道路区間で豪雨による類似の崩落事故が発生しており、その後、この高速道路の建設品質に対する疑念が浮上していました。この事故を受け、道路建設品質に対する疑問が再燃しました。

こうした疑問に対し、関連する専門家は、この道路区間の地質条件は複雑であり、特に極端な気象条件下では崩落のリスクが高まると説明しています。しかし、この高速道路は開通して10年間経っておらず、中国では地質条件がより厳しい場所で高速道路が建設されているため、専門家の説明は納得できるものではありません。専門家は、この事故を数日間続いた雷雨の天候と関連付ける意図があるとされています。

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