電気自動車で外出する人々は、特に休日に移動が集中する際に充電が不便な問題に直面することがよくあります。

2月8日、あるネットユーザーが投稿した動画によれば、湖南省永州市東安県の高速大盛パーキングエリアでは、旧正月の帰省中に数十台の電気自動車が1つの充電スタンドを待ち、割り込む運転手もおり、現場は混乱しています。さらに最近、湖南省で続いている雨や雪の天気も相まって、多くの電気自動車ユーザーが「絶望的だ」と叫んでいます。

広東省で働いている別のユーザーによれば、電気自動車で帰省し、広東省を出た途端に充電待ちの長い列に遭遇して非常に困ったと語っています。

また、一部のサービスエリアには充電スタンドがないことや、充電スタンドが設置されたサービスエリアでも、地図上で具体的な充電スタンドの台数が表示されず、サービスエリアに車を走らせて初めて充電スタンドが少ないことを知ったというユーザーもいます。このユーザーが通った8カ所のサービスエリアには、充電スタンドが10カ所もあれば5カ所もあり、1カ所しかないところもありました。

充電スタンドの不足に関連した混乱は続いており、一部では口論やもみ合いに発展しました。最近では、複数の自動車ブロガーが充電スタンドの奪い合いやもみ合いになる様子を示す動画を複数投稿し、充電の問題に直面した際に人々が体面を失っている一面を明らかにしています。

映像には、充電スタンドの奪い合いのために、一部の人々が理性を失い、野蛮な振る舞いをしている様子が映っています。彼らは車を充電するためのわずかな希望をつかむために、泣きわめいたり、暴れたり、だだをこねたり、さらには手を出したりしています。

これらの出来事は、電気自動車の普及に充電インフラが追いついていないことを浮き彫りにしています。近年、中国の充電インフラは急速に発展していますが、整備不良で稼働率が低く、建設コストが高く、サービスが不十分などの問題が指摘されています。