吉利と百度、AIの自動車応用について戦略提携

 7月3日、「Baidu Create 2019」百度AI開発者大会が北京国家会議センターで開かれた。吉利の李書福董事長が現地を訪れ、百度の創業者李彦宏董事長兼最高経営責任者(CEO)と戦略的提携の調印式を行った。

 両者の共同発表によると、吉利と百度は、コネクテッドカー、スマート運転、スマートホーム、電子商取引などのモビリティ分野におけるAI技術の応用について全面的な戦略的パートナシップ関係を結び、共同研究を行い、「最強の自動車+最強のAI」モデルを模索し、中国のスマートカーの普及を加速させ、世界のスマートモビリティ体験をリードする。

 自動車メーカーとIT大手のこれまでの単一技術開発に関する提携と違って、今回吉利は、自動車の知能化に最も力を入れている百度と、研究開発から製造、体験まであらゆる面で提携し、吉利のコネクテッドカーをベースに百度のAI技術を加えて、スマートカー技術を発展させ、自動車業界の最先端技術を掌握すると同時に、今後のスマートモビリティをリードし、消費者に新たな使用体験を提供する狙いがある。

 ちなみに吉利汽車は同じ日に、新しいコネクテッドシステムGKUI 19正式に発表し、自社SUV「博越PRO」に始めて搭載する予定だ。


参考記事:https://www.d1ev.com/news/qiye/94072

2624