BYD、日本市場に第二弾のコンパクトEV「DOLPHIN」を投入

一部の報道によれば、中国の自動車メーカーであるBYDが日本市場に電気自動車「DOLPHIN」(中国語名「海豚」)を投入し、競争に挑んでいます。

BYDは9月20日、東京で発表会を開催し、DOLPHINの価格を363万円から設定しました。ベーシックモデルのバッテリー容量は70キロワット時で、航続距離は400キロ。一方、ロングレンジ版の販売価格は400万円で、バッテリー容量は150kWh、航続距離は476kmです。

BYDは2024年3月までに、日本市場で1,100台のDOLPHINを販売する計画です。さらに、今年10月には日本モーターショー(旧東京モーターショー)に参加し、展示ブースを設ける予定です。

BYDジャパンの社長、東福寺厚樹氏は9月20日の発表会で、「われわれは着実に前進しており、顧客基盤の構築が進展しています」と述べました。

今年1月には、BYDのAtto 3(中国語名「元Plus」)が日本市場に投入されましたが、これまでに約700台しか販売されていません。このSUVの価格は440万円から始まり、日産のリーフ(Leaf)との競争に直面しています。日産のmini Sakuraは、日本市場で最も売れている電気自動車で、価格は250万円をわずかに上回ります。

BYDは2025年までに日本国内に100店舗のディーラーと販売店を展開し、来年にはシールズ(中国語名「海豹」)の新モデルを発表する計画です。

現在、日本は世界第3位の自動車市場ですが、海外の自動車ブランドや電気自動車に対しては厳しい市場環境が待ち受けています。

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