BYD、1-9月累計販売200万台超、トルコ進出も発表

 BYDは最近、9月の販売台数を発表し、その結果、同社の9月の販売台数は合計で287,454台、そのうち乗用車の販売台数は前年同月比で42.8%増の286,903台でした。

 特に王朝シリーズとOceanシリーズは前年同期比で36.2%増の273,747台を販売し、傘下のDENZA(騰勢)ブランドも13,156台を販売しました。

 BYDは国内市場の需要に応えるだけでなく、海外市場にも注力しています。2021年5月に「乗用車の海外進出」計画を発表して以来、2年以上にわたり、同社の新エネルギー乗用車は日本、ドイツ、オーストラリア、ブラジル、アラブ首長国連邦など55の国と地域に展開しています。2023年9月には単月販売が28,039台を記録し、前月比で12.05%増加しました。

 多くの車種が海外で発売され、注目されているため、BYDは2023年8月までに多くの国で最も売れている新エネルギー車ブランドとして成功を収めました。シンガポールでは1-8月の累計純電気自動車販売で首位を獲得し、コロンビアでは新エネルギー車販売で首位を獲得し、ブラジルでは新エネルギー車の総販売で首位を維持し、純電気自動車販売ランキングのトップ3を独占しています。

 これにより、BYDの新エネルギー乗用車の海外販売台数はわずか15カ月で20万台に迫っています。

 また、10月3日にBYDは、9月29日にトルコのイスタンブールでブランド発表会を開催したことを発表しました。

 このイベントでは、ATTO 3、漢、唐、アザラシ、ATTO 3、漢、唐、SEAL、DOLPHINの5つの新エネルギーモデルが初公開され、ATTO 3は現地での予約販売が正式に開始され、11月に引き渡される予定です。

 BYDは今年中に現地ディーラーALJと共同で、首都アンカラ、人口最大の都市イスタンブール、第3位の港湾都市イズミルを含む計5つの店舗をオープンする予定です。ALJはBYDのトルコにおける乗用車および商用車ディーラーとして提携済みで、今年3月に合意が締結されました。

 ALJの関連業務責任者によれば、現地の電気自動車市場が急速に発展しており、来年中にはBYDのディーラーネットワークがトルコ市場の82%をカバーし、最高品質かつ充実したサービスを提供することを目指す予定です。

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