2月の乗用車市場、再度減速傾向に転じるも、新エネ乗用車が好調継続

 3月7日、乗連会(全国乗用車情報連席会)が発表したデータによると、2月の狭義の乗用車小売台数は136.4万台で、前年同期比9%増、前月比6%増となったが、1-2月累計の小売台数は、265.7万台で、前年同期比21%(その後、小売台数267.9万辆,前年比19.8%に修正)となった。旧正月の季節要因を考慮して、市場全体が再び減速傾向に転じたと評価すべできあろう。

 一方、新エネルギー車が引き続き好調である。2月の新エネルギー乗用車小売台数は前年同期比59%増の43.8万台、前月比32%増となり、1-2月累計の小売台数は前年同期比23%増の77万台となった。

 狭義の乗用車卸売台数は、前年同期比9%増の159.8万台、前月比10%増となり、1-2月の累計卸売台数は前年同期比16%減の304.7万台となった。新エネルギー乗用車卸売台数は前年同期比58%増の50万台、前月比29%増となり、1-2月の累計卸売台数は前年同期比21%増の88.9万台となった。

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